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  • Etsuo Matsumoto

分散投資と心の強さ

資産形成にあたっては,長期・分散・積立と言われいて,もちろんこれが王道ですが,それに加えて心の強さも必要だと思っています。

リスクが低いと言われている,TOPIXとか日経225に連動する上場投資信託に定期的に中長期で投資していても,10%とか20%の下落は1年の間でも起こるし,経済危機とか大規模自然災害とかあれば,40%-50%の下落も覚悟しないといけない。 これが投資のリスクであり,自分の取れるリスク金額をしっかり把握して投資することが大事です。自分の取れる相場の下落リスクは,自分の経済的な状況から取れるリスクと,自分の心理的に取れるリスクは分けて考えた方が良さそうです。 自分の経済的な状況からしたら,3百万円の下落は特に問題なしとしても,心理的には1日で100万円損する状況に耐えられないなら,それが自分のリスク許容量なのだと思っています。

行動経済学的にみると,人間は損失については大きく見過ぎる傾向があるので,前記の3百万円のリスク許容量に対して百万円損が出ている状況で,マーケットから撤退(=損切り)しないように冷静に行動出来るかが,投資のリターンの大きさに関わってくると頭ではわかりますが,心はざわつき続ける訳で,言ってしまえば投資は心の強さを試す場でもあるのかもしれませんね。

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